2007年7月30日月曜日

綱渡りの本質は如何に、綱の上でバランスを保つかであり、

綱を渡り終える事ではない。

という、イスラエルの考えがよーくわかった。以下の記事だ。
米政府、イスラエルに10年で300億ドルの軍事支援に合意

 つまり、ユダヤはイスラムとの共同社会を築くつもりはない。このような、戦争の為の資金を他国と枠組みを作るようなやり方が報じられるとは・・・。

 これはイスラムの民にとってみれば、世界的な恫喝に繋がる論拠を与えてしまう快挙だ。エジプトのイスラム同胞団やハマスの論拠を認めたのだ。彼らはユダヤを許さない。なら、世界はイスラムを許さない、という枠組みを作ってしまおう、と。

 つまり、和平合意の枠組みの本質はコレだった。世界経済の中心を手放したくたい一部の経済エリートは戦う道を選んだ。

 しかし、残念な事に、国としての実体を持たない、ハマス等の宗教ベースの組織は、絶対に殲滅できない。ベトナムでアメリカは勝てなかった。ソビエトもアフガンで勝てなかった。そうゆう戦争は、税金で賄うべき戦争なんだろうか?

 予算で戦争はもう勝てないのだ。それを認める事が出来ない一部の人間は、はっきり言って、アタマ悪い。