2007年7月10日火曜日

奥深い・・・

---1--- イメージ合戦?
興味深い記事を発見。

 一見、まじめな対話路線重視の寄り合いかと思いきや、ちゃんと選挙活動の一環だ、という話まで載せている。
 これでは、この記事の読者が、「この寄り合いに対する素直な考えに水を差す事ががわかった上での話し」になってしまう・・・心理を突くのは人にやるのは面白いが自分にされるのは面白くないぜよ~(勝手ですかそうですか)

 This Is 大人の世界。感心したっ!

---2--- ことばの太道
 朝日の記事でこんなのがある。
 "1"の記事を読んだ後にこれを読むと、微に入り細に入りで、現実にあった話なのだろうが、読者の問題意識を、どこの集中させたいのか見えにくい。領収書の話なのか、政治資金規正法の再改正の話なのか、消費税の話なのか、党の連携の話なのか、もっと他の点を読者に要求しているのか、イマイチばやけてしまっているように思う。
 "1"の登場人物には何処か余裕があるが、"2"の登場人物には余裕がない、とでも言えるか。そもそもこうゆう順番で読んだのが不幸だった気もするよ・・・
 少なくとも困難解決のキビしい話であればある程、代表者には余裕とユーモアを求めたいんだけどな。一部の人は烈火の如く怒るだろうけど。でもそれもパフォーマンスなのかもしれない。と考えるのはヒネ過ぎなんでしょうね。

 誰が言ってたか忘れましたが、「子供が格好イイと思う発言をして行動すれば良いじゃないか」という意見にはすごく共感します。自分が出来ているとはとてもじゃないけど言えませんが。試してみる価値はある。
 勿論、その感性を持つ子供達に、ある個人や集団が押し付けた一定の作為的思考パターンがない、という100%無理な前提を踏まえた上ですが。どっちにしろ純粋なままでいられるのは胎内にいる時のみ、という事ですかね。

---3--- 友達って大切だ
 時事の記事でこんなもがある。
 占領下の土地を返す代わりに得たいものって一体何だろう。
 信頼と友好は金では得られない。中東に広がる、なんでもすり抜けてしまう透明な液体のような存在は、それに包まれたが最後、自分がそれに包まれて、ある一定の思考様式を示してしまう場合も多い。"国"には"法律"という目に見える実体があるが適用範囲が狭い。
 しかし適用範囲に際限が無い、目に見えず空中を漂いながら様々な人達を包み込む霧は振り払いようが無いというのにねぇ・・・。でも利用される、っていうのは、とりあえず"必要とされている"とも言い換えられるわけだから、それもまたアリなのかもしれません。