2007年7月16日月曜日

なんなのよ・・・

 ロシア、豊進丸の件、やってくれました。一応、保釈金てことだからねぇ。家族が払うのかしら。それとも税金カナ。安部政権、新潟地震でわたわたしてる時に、どんなコメント出すのか、ちょっと不謹慎ですがドキドキする。そういえば、昨年八月の「吉進丸」の時は、船員の方を銃殺してませんでしたっけ。

 その時の外務省のプレスリリースがまたイカしてるので、久々に覗いてみる・・・。ま、今回もあんまり期待しない方がいいかもしれませんね。人死んでるのにコレじゃあ。

 ただ金出しちゃうと、「わが国固有の領土」で起きた事件なのに、ロシアの法律に則って解決する、ってゆう小学生でもわかる話にまたならないか?

 ロシアは何のシグナルを送ってるのか。

 そろそろ諦めろよって事で、それを素直に受け止めればいいのか、それともワザと北方領土問題を今一度再燃させて、日本のナショナリズムを煽って何か得があるのか。安部政権をからかって面白がってるだけなのか不明。ハハハーみたいな?

 冷静に、彼らの言ってる事の間違いを正せばイーだけじゃん?と、俺なんか単純に思ってしまうのはヘンなのかなぁ。勿論、「国」を背負ってる奴が言わないと意味ないんだけど(首相じゃなくたって背負える奴はイるよ)。

 勿論ご家族の心労や如何に、で、「船長を除く日本人船員16人の解放と船の返還」だから、一人頭・・・なんて計算しちゃう所が日本人のダメな所でもあり、良い所なのかもしれん。

 さて、家族の最上級機関たる日本政府の返答は?

 佐藤優氏が、「産経ビジネスi」で連載している「地球の斬る(本のリンクは以下参照)」で、「吉進丸」の時、コメントくれてましたが、これがもし本当に近い話なら、もう暗澹たる気分になります。

 私も一日本人として、船員の方のご無事を心より願うと共に、今度こそ政府&官僚は真面目に頭をヒネろよと、もう懇願レベルです。ただ官僚だって人間だ。早く家に帰って可愛い嫁さんとセックスでもしてたいと思ってるだろうし、大変な職業だナーって思います。お互い頑張りましょう!ウン!!

サブテキスト:東郷和彦 著
北方領土交渉秘録―失われた五度の機会

サブテキスト:佐藤優 著(産経の連載をまとめたもの。多分続刊あり)
地球を斬る