2008年12月28日日曜日

今年もオワリだなぁ

 今年は、土日絡み+先週の23日の休日を絡めて、以外に大型連休にしてしまったりする人も多かった様に思います。
 そもそもインターネットに関わる仕事を10年以上続けているにも関わらず、家のインターネット環境(emobileのキャンペーンのADSL加入!12M(笑))を始めて整備したり、無線LAN化(PLANEX UMPC対応 無線LANポケットルータ (ルータ/AP/コンバータ)使用)したり、世間並みにインターネットを家でも使い始めた年でした。

 あぁめんどくせ。

 いや、俺思うんスけど。特に大人の男ってインターネットあると面倒くさいよね。仕事でもプライベートでもメールとか電話とかバンバン入ってくるし、そりゃ、連絡取る方がいいかもしれないけど、連絡とられる方は、たまったモンじゃない。
 連絡くれる人がいるって事は、まぁ、良い事だとは思うんだけど、こちとら1970年代の生まれですよ。メールも携帯も無い時代に生きてて、どーって事無かったんだから。
 例えば、友達と遊んでても、はぐれたらオワリ。待ち合わせしても会えなけりゃオワリ。それで良かったんだから。仕方ないっつって。

 そもそも離人症気味の自分は、もうめんどくさいのなんのって。もう出家するしかねーかな。なんて、年上の友人と話してたら、「○○さん、坊主だって人の生き死にでメシ喰ってんだから、離人症なんてなれないよ。毎日誰か生まれて、誰か死んでんだから。そこに出て行って名前つけたりお経読んだりするんですぜ」ってごもっとも。

 一昨年は、会社のトンでもないプロジェクトで胃潰瘍とポリープ抱えて仕事してたんだけど、去年も今年も、風が変わって、落ち着いて年越し、正月が迎えられそうです。

 国内じゃ年末になって派遣何万人切りだとか、世界ではまーたイスラエルがガザ空爆で死者何百人とか印パ戦争勃発か?なんて言ってる時に、モチ喰いながらだらだらしていられるのは、幸福以上のなんなのか考える迄もありません。でもあれだね。イスラエルは中東の北朝鮮みたいな国だと思ってたけど違うな。
 今の時代、北朝鮮だって、日本や韓国や中国、ロシアに空爆するなんて、ほぼありえないのにやっちゃうもんね。

 そんな私が、皆様に今年最後にお勧めする曲は、2007年に他界したスーパーシンガー、ルーサー・ヴァンドロスのファーストアルバム、Never Too Much
のラストナンバー"A House Is Not A Home"です。

 んじゃまた来年もよろすくー。

2008年11月24日月曜日

角松敏生 ファンクラブ限定CD

・・・が届いたので早速聞いてみた。1曲目、
 ナニコレー!すっげィカックイイィィィー。えーもう40分経っちゃったですかそうですか!

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 聞いてない皆さんは、角松敏生を知らない人か、知っててももう聞いていない人か、ファンクラブなんてクソだと思って入ってない人か、聞きたいけど、最近のアルバムはちょっと食傷、と考えている人だと思うのですが、そうゆう人は、きっと聞かなくてOKです。

 アレンジは、先ず、角松のアコギ+今剛のアコギ+梶原順のアコギ、が核になっていて、そこに、パーカッションの田中倫明、大儀見元がリズムをつける、といったイメージです。でもフォーク・ロックじゃないのね。もっと洗練されてて、フォーク・フュージョンな感じです。
 角松が今年12月から始めるツアーの名前"Premium Live With 3K"は、kado、kon、kajiだったわけだ。以下アルバム曲名。

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1.Reminiscing/ac-g:今剛,梶原順/per:田中倫明,大儀見元
2.木漏れ陽/ac-g,pedal-steel:今剛/ac-g:梶原順/per:田中倫明,大儀見元
3.What Do You Think/ac-g:今剛,梶原順/per:田中倫明,大儀見元
4.美しいつながり/ac-g&solo:梶原順/ac-g:今剛/rhodes:小林信吾/b:松原秀樹
5.You Can Go Your Own Way/ac-g:今剛,梶原順/b:松原秀樹/per:田中倫明,大儀見元
6.Tokyo Tower/ac-g&solo:今剛/ac-g:梶原順/b:山内薫/per:田中倫明,大儀見元
7.No End Summer/ac-g:今剛,梶原順/per:田中倫明,大儀見元
8.アマミクの珠/vo:千秋/fl-h:数原晋/b:山内薫
9.砂浜/arr,pf:森俊之
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 この中で、"6"、"7"は過去曲の自分カバー、"9"は、杏里のアルバム、"思いきりアメリカン"に入っている"砂浜"のカバー。と言っても元々角松の曲でも杏里の曲でもなく、単純に好きで歌ったのかもね。

 アルバムは、1、2、3とこれでもかっって言う位アップテンポで攻められる。4はおぉこれぞ角松バラッド、5曲目は「戻り道」、「シングルガール」タイプの女歌。この手の歌詞を書かせたら、もう断トツに旨い角松・・・。自分カバーを挟んで、8曲目、これは、前作、"Prayer"から角松バンドに本格参加した、千秋さんがDuet(というか、全部コーラス?)です。沖縄っぽさ?うーん。沖縄っぽい、というより、アルバムのアクセントとしては、Lowell Georgeの特別料理"に入っているCheek to Cheekみたいで、アレ、Van Dyke Parksを呼んじゃった?、みたいなイメージで(わかんないスかね)、もっとトロピカルダンディな曲に仕上がってます。オマケにこの曲では、角松本人がV-Drum叩いてますネ。

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 あと1曲目、始まった途端、"On The City Shore"かと思いましたよ。街の喧騒を抜けて海へ?・・・えー、そうゆうの止めたんじゃなかったっけぇっ!。時間が巻き戻されて逝く?えっ?えぇぇっ?
 コレ、夏、初夏に海岸線流しながら聞いたら気持ち良しですよ。勿論、アレンジが、ドラム、ベース抜きな訳ですが、特に1曲目、スラップ入れたら、もっっっっっっっと格好良くなる事請け合い。

 年末の中野サンプラザは3日間ともファンクラブ予約でソールドアウトだそうです。・・・どっか地方遠征しますかね。ねー、クマZOクン。

2008年10月28日火曜日

なんか・・・強く生きないとなぁ・・・

 元NBAプレイヤー、という肩書きも勿論武器になるとは思うのだが、彼=Wayman Tisdaleのアルバム、Hang Timeの中の1曲、"Glory Glory"を聞いた時、アレッ?この人本当は、中々のソウルをお持ちなのかもしれませんよ。と思ったのだった。
 彼のメイン楽器は「ベース」で、今時なピッコロベースでメロディを奏でたりとか、スラップしたりと小技も聞かせるテクニシャンな訳ですが、そのアルバムの中の1曲、"Glory Glory"で聞かせて貰ったボーカルがなんかですね、優しげでね、スピリチュアルでね、いーんですね。
 で、つい2週間ほど前、Dave KozがBlue Noteに来てて、その"Kozバンド"のベースが、彼の予定だった訳ですが、来られなくなったんです。
 なんと、彼は骨肉種で、右足膝から切断ってゆう手術をやったそうです。元NBAプレイヤー、今はその巨体と巨手を活かしたベースプレイヤー、そしてクリスチャン。
 その彼のHPやYou Tubeで、手術成功したよ!ってゆうビデオが見れるのですが、これは見ると・・・心が「きゅん」ってなります・・・。僕はまがりなりにも五体満足で、その点は幸せなわけですが、彼の言葉は力強い。

It's Alright...It's OK...

 ビデオで弾き語りしてる曲が入っているアルバムは、Presents 21 Daysです。うん。普通に、そして耳に残るすげーいい曲だ。

※ このアルバムは全曲歌入りです。他の曲もチャーミングかつ、God is blessing you. な曲が一杯です。インストはちょっと、という方にもそうでない方にもお勧めです。良いのか悪いのか、自分にはわかりませんが、確実に、彼は、時々見かける、「誰かを癒す仕事を与えられた人間のうちの一人」のようですね。

2008年10月21日火曜日

What's Going On?

キューブ(写真だとよくわからないと思うが奥行きは結構ある)なデスクトップマシン買いました。ウヘヘ。けど、ウチはADSLも光も引いていないという、自分の業界の人間には珍しい環境にある。そして買ったOSが初VISTAって事で、クソ、思う様な設定ができねぇ。Ethernetで部屋中ケーブル引き回すのもなんなので、AMAZONで無線LAN USBアダプタ(PLANEX 11n Draft2.0/g/b 無線LAN USBアダプタ(XLink Kai) GW-USMini2N)も買ってみて設定。
 でも大体コレってUSB付きゲーム機とかiPhone、iPod Touchで使う人が多いみたいだけど、ウチではデスクトップに直差し。
 emonsterにWMWifiRouterブチ込んで、無線LANで繋げる実績はWin XP、mac miniで経験済、VISTAもグチグチ弄ってたら出来た。

 が、困った事が。起動後自動で繋がりません・・・。いや、WifiRouterの起動自体手動だし、別にいいっちゃいいんだけど。・・・いいんだけど・・・悔しいな。これってたぶん無線LANアダプタ的な問題じゃないね。多分XP機ならイケそうな気がする。

 で、今午前1時54分、仕事に差し支えが出るので、ヤメヤメ。とりあえず明日に続く。
 やりたい事をやる前に、この分じゃ結構楽しめそうだわ。ヤレヤレ・・・

BGM : Jason Miles >> What's Going On?


なんか最近トリビュートづいてる元祖打ち込みオタク、Jason MilesのNarada Jazzから出てた、Marvin Gayeトリビュート。マーカス・ミラー参加の、"Heavy Love Affair"が、ちょークール。

2008年10月8日水曜日

たばこは体に悪い

最近また一人喫煙仲間が減りました。

 悲しくも何ともないですが、やはり思うのは、「本当に体に悪いんだね」という事です。読売新聞の記事で「厚生労働省の研究班(研究代表者=大井田隆・日大教授)は8日、中高生が喫煙を始めないたばこの価格は1000円以上とする調査結果を公表した」
 だから何なんだ、という事なんですが、その調査結果に対する尾崎米厚・鳥取大准教授の「未成年者の喫煙をゼロにするには、1箱1000円以上にするくらいの思い切った値上げが有効だと考えられる」
 という言葉だけ抜き出すのはどうかと思う。これだけ周りや社会で「タバコはやめろやめろ、分煙、禁煙」というセリフが飛び交う中、それでも吸っているのも何かとは思うんですが、未成年云々は置いといて、

 「だから発ガン確立が上がるんだからやめろって」

 という事なら、いっその事値段を上げるんでは無く、なんで禁止しないかというと、国の税収の一旦を担っている事もさる事ながら、「今迄そんな危険なものを売っていたのか!損害賠償を求める!」とかなるのがメンドくさいからに他ならないだけな気もする。

 タバコの常習性を持つ世界中の人の割合は、麻薬や大麻の比ではない位大きいので、もし禁止されたら、税収も激減(だって「草」乾燥させて紙で巻いてフィルターくっつけただけだぜ?原価幾らよ。ほんと)するだろうし、ブラックマーケット化するに決まってるシィー。

 という事で、国、喫煙者にとって値上げはよくない。ガキがどうなろうと知った事ではないのである。写真は昔買ったエレアコ、Celebrity CC168、久しぶりに弾いたら指が痛っス。

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角松敏生 THE PAST&THEN
このアルバムは、(a) キーボード3人を従えてアコギ+本人ボーカルメインの曲群と、(b) アコギ+ベース+パーカッション+本人ボーカルメインの曲群で録音されている。
 そして(a)、(b)パートどちらもそれぞれイイ味だしてるという今時珍しい挑発的なアレンジが冴える異色のアルバム。どちらのパートもヒューマンなオケなのにクールさが醸し出されており、「あぁガキんちょ時代に聞けていればコピーしたのに・・・」とオッサン悔しい一枚でもある。「ふぅうぅうぅう~・・・あぁ~ん」(From "飴色の街")

2008年9月25日木曜日

東京Jazz 2008

今週の月曜日の夜から、年に一回のお楽しみ、東京Jazz 2008を、BSで愉しんでる人も多いと思う。今年の目玉は、何と言っても、今夜放送されたMichel Camiloでしょう。ハイ決まり。終了。

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 Michel Camiloを始めて聞いたのは、ミーハーな自分らしく、SPAINというアルバムで、それで「おぉぉぉぉっ!スゴ過ぎ!」っとファンになってしまい、既発のアルバムを徐々に揃えた口です。音楽は、自分で歌ったり、演奏したりすると楽しいんですが、時々、その楽しさを他の人に伝えられる人がいます。そうゆう人は、極少数の、クインシー・ジョーンズの言葉を借りて言えば、「『キミは音楽をやりないさい』と神様にキスされてから生まれてきた人」の事で、Michel Camiloは間違いなく、神様にディープキス(下品?)されてるに違いありませんので是非、CDを買うだけではなく、ライブに行くともっとイイ事がある気がします。お勧めは、以下だと、ホーンセクションビシバシなラテンジャズ、"One More Once"でしょうか。Just Kiddin'サイコー。テキーラっ!!が気にいった人は、CD2枚組みの"Live at the Blue Note"をドウゾ。

1984 French Toast
 名義はCamiloでは無く、フレンチホルン奏者Peter Gordonのグループで、名曲"Why Not?"の初出が聞けます。つーかAmzon先生、昔のCamiloのCDが1,000円以下で買えるってドユ事ですか?
1985 Why Not?
1986 Suntan(邦題:イン・トリオ)
1988 Michel Camilo
1989 On Fire
1990 On the Other Hand
1993 Rendezvous
1994 One More Once(オススメ)
1996 Thru My Eyes
2000 Spain
2002 Triangulo
2003 Live at the Blue Note
2005 Solo
2006 Rhapsody in Blue
2006 Spain Again
2007 Spirit of the Moment

※今回のTV放送が終わってから寝ようって考えてたんだけど、Camiloの演奏見たら一筆起こしたくなって、ちょっとだけ夜更かししました。所で、Camiloのアルバムはアマゾンの輸入版を買ってたんですが、初期の2作品、"Why Not?"と"Suntun"は、ライナーを今回よくみたら"Shigeyuki Kawashima"の文字が・・・。エレクトリックバード(キングレコード)デビューだったのネ・・・。

2008年9月22日月曜日

Classical R&B AND Modern Country

大体'70年後半~'80年代のアメリカのR&B、Fusionがクロスオーバーした様な楽曲が好きなんですが、当時はガキちょだったもんで、高中とか角松くらいしか聞いてませんで、そうこうしている内に、プロな演奏やヴォーカル、センスの光るアレンジものが'90年代に入ってから徐々に少なくなって、今なんて新人の新譜なんてSmooth JazzかCountryものしか買いませんよって事で、昨日Towerで、また今日はAmazonで頼んでいたCDが届いて嬉しいでつ。
<Bluegrass>
 Sierra Hull : Secrets
<Country>
 Kristy Lee Cook : Why Wait
<R&B,Free Soul>
 BBQ BAND : Brooklyn Bronx & Queens Band
 L.T.D : Love MAGIC
 BAR-KAYS : Propositions
 KLIQUE : It's Winning Time
 Lovesmith : Lovesmith

 R&B系で、上のBBQ BAND以外は、「サーファー・ソウル~アラウンド '80」復刻シリーズ、だそうです。ライナーに当時DJ(今でもか)だった人のコメントがついてますが、なんだよ「サーファー・ソウル」って。
 ホントやめて欲しい。田舎くせぇ。と言いつつ、あの頃はよかった的なモンではなくて、聞いてると楽しくなってくる楽曲ばっかりなので、最近元気が出ないなー、とか思っている方々は如何でしょうか。オッサンオバサンはそれなりに元気になり、若者は、「おぉこうゆうのもアリかもね」なんてなりますよ実際。この手の復刻モノは数を出さない(関係者が手に入れてオワリ)のでお早めにドーゾ。
 この中で「ウワおっ!!」っとなったBar-Kays、コレすごいな~。今聞くと中学生が打ち込みしたのかのかって位フニャフニャでファンキー。1,2曲目は飛ばしてもOKだけど、我慢して3曲目迄いけば、メローAORチューンになるので飛ばさない事をお勧めしますが・・・時代だなぁ・・・。
 L.T.Dは「Love Tendeness and Devotion」の略だって。初めて知ったよ。所でこのシリーズ、誰がどんな楽器やってるかとか一切ライナーに書いてない。安いからイイじゃんとかじゃなく、そこら辺なんとかなんなかったんすかね。
 Lovesmithは存在そのものも知らなかったんスけど、ライナーを読むと兄弟グループみたいですね。でも、小っちゃいアルバムジャケの参加ミュージシャン見ると、Lee Ritnourとか、Wali A Liの名前が(Zingalaってばもうこんな高値かよ・・・)。それなりにアレンジにも気を使っているいる様で生ホーン、生ストリングスでかなり甘めのボーカルでこちらも中々。Luthe Vandrossの80年代のアルバムのバックコーラスで時々見かける、"Michael L.Simith"って人と同一人物ッポイすね。
 BBQについてはもう説明不要ってか。所謂、ChangeとかHigh FassionとかのJacques Fred Petrus、Mauro Malavasi、David RomaniなCHICモドキのおシャレサウンドが楽しめます。Amazonで買うと今1,100円だヨ!?一時期のバカ高値が嘘の様なのでお買い逃しの無いよう。

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 次は、ブルーグラスもの1枚とカントリーもの1枚。ジャンル名は違えど、一卵性双生児の様なモンですネ。Sierra Hullちゃん(上の写真ネ)は17才の天才マンドリン奏者としてフルアルバムデビューしたって事で、運よくタワーレコードで視聴出来て、ポップで癒しなサウンドに可愛げなボーカルがのってます。これは出社時のヘビーローテーションになるな。

 Kristy Lee Cookちゃん(下の写真ネ)は、米国のTV、「アメリカンアイドル」から出てきたそうです。こうゆうの聴くと、あぁやっぱり、R&B聞く奴とかって、米国じゃマイノリティなワケ?とか思っちゃうね。ジャケットいいヨネ。普通に馬に乗ってたりして。南部~、って感じです。日本で馬に乗ってる女のコがジャケットなんてちょっと考えられませんね。う~ん。力強いなぁ。
Anyway、何度もこのBlogには書いてるんだけど、今新譜を出しているカントリー系の女の子のアルバムは日本で言えば'80年代のガールズロックっぽくてすごく聞きやすいし、後ろでアコースティックギターのストロークがジャリジャリ演ってるのが好きな人は一度は聞いて欲しいッスね。今、日本や韓国で流行っている様な16BeatのニセR&Bよりよっぽどしっかり製作されてまっせ。演奏もスゲェ巧いしね。

 という事で今日はここまで。

2008年9月21日日曜日

夏も終わりだが・・・

雨よく降るなぁ・・・今年の夏の東京の週末は雨ばっかりですネ。
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 Amazon観てたら、なんか杏里の80年代中盤のアルバム3枚が紙ジャケ&リマスタで再発されてるので、神保町に靴買いに行った帰りにCD屋で「店買い」してみようと思いたって、小雨の中、チャリで最寄駅までタラタラ。

 神保町で降りると、あっ、結構雨降ってんなぁ、歩くの嫌・・・、とか考えつつ靴屋に直行、靴屋は神保町の駅から1分程度。
 オイラは、靴に関してはここ10数年近くRockportのトレッキングシューズかClarksのカジュアルシューズっぽいのしか買ってない。Rockportイイよ~。これ履くともう他の靴メーカーのに乗り換える気がせん!
 今回もまたまたRockportでいいのがあったので即決め、ついでに今履いてる靴のインナーソールがボロボロなのでそれも交換して貰う。締めて一万五千円弱なり。良い買い物?まぁそう思えばそうなるネ。

 ほいで神保町から半蔵門線、東西線と乗り継いで高田馬場へ。で、CD屋に行こうとしたら・・・店舗改装の為お休み・・・。

 ンアっ!い、いヤっ!!!どうしてそんな事するの?!

 っと、なりつつ、気を持ち直してクラシック&JAZZ店に寄ると、店舗移転記念特別割引セールで、(ほぼ)20%引きになっている。そういえば最近輸入版しか買わないから、ここは一つ、日本人アーティストのアルバムでも買うか、と思ったんですが、なんかイマイチ。
 でも、日本人アーティストのアルバムって大体三千円位じゃないスか。今買うと二千四百円位じゃないスか。意地でも何か買おうと物色してると、候補発見。

 村上"PONTA"秀一の新しいアルバム、7-SEVEN-
 DIMENSION Sixth DimensionLive

 どっちがいいですか?と自問自答しつつ、村上秀一のは、先日BSフジで放送してたのをMP3化してあったので、故・青木智仁氏参加のDIMENSIONに決める。

 ちなみに村上のアルバムは、井上鑑アレンジの「ニッポンのフュージョン」アルバムです。2008年9月30日に、ビルボート東京でライブがあるそうです。また、アルバムと同録(画、か?)のDVDも発売されており、そっちをMP3化するのがオトクではないでしょうか?ボクはお腹イッパイです。

 んで、当初のもう一つの目的だった杏里のアルバム買ぇねぇ。ならタワーレコードへ、って事で、今度は山手線に乗って新宿へ移動。あぁ面倒くせぇ。で、着いて物色。あったので良かった。以前90年頃に再発されたCDには、誰が演奏してるか書いてませんでしたが、今回は、紙ジャケとあって、以前LPに入ってた写真付き歌詞カード付きだよ。

Timely!!(紙ジャケット仕様)
Coool(紙ジャケット仕様)

 BiKiNiは買わなかった。やっぱり2枚目のCDともなると、なんかオマケが欲しいんスけど。という事で、Timely!とCooolには、EPのB面(共に角松アレンジ)が漏れなく付いてきます。

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 Timely!のオマケ"Rember Summer Days"は、夏に失恋した女のコが秋の海を見ながら、冬には新しい恋を探すわ~、という素晴しい曲です。いきなり食い込みシンコペイション炸裂のメローミディアムファンク曲。こうゆうの作らせたら角松は当時(今でもかな)随一でした。角松が傾倒していたという'80初頭のN.Y.Funkの匂いをちょっと感じます。作詞作曲アレンジ角松!
 なんか久しぶりに聞くと新鮮。いきなりオマケの話をしてしまいましたが、このアルバムは、冒頭のドFusionと化して、故・青木智仁氏の若々しいスラップソロが聞ける"Cat's Eye"から、隠れ名曲!"Windy Summer"に繋がり、その後も捨て曲ナシの説明不要の超名盤。今年聞かなかった人は来年の夏迄おあづけです。あ、そうだ。このアルバムにはそう言えばメガヒット曲「悲しみがとまらない」が入ってまして、2003年の角松のライブに出演した杏里が歌ったんですが、この時のトランペットソロがオリジナルトランペッターの数原晋さん。で、アルバムと同じメロディでソロをとってましたヨ。感動したなぁ。

 ・・・あぁ、夏に聞きたかった。

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 Cooolのオマケ"SHARE -愛を二人で-は・・・これ初めて聞くし、オマケ曲なので演奏者の記録ナシなんですけど、Fl-hのソロ。これはアルバムでもホーンセクションで名を連ねているJerry Hey?っぽくもあり、でもなんとなくドラムが江口信夫氏っぽいしもしかしてこの曲だけ角松メンバなのかなぁ?誰か知っている人教えてください。まぁ、曲全体的にも、なんとなく、SEAWINDのメンバーが全員カリフォルニア生まれだったら?というカンジのAORメローチューンって所で。中々良いですがな!プレイヤーは、海外録音で豪華!以下参考。

/dr:Ed Green,Leon Ndugu Chancler/b:Nathan East/g:Paul Jackson.Jr,Carlos Rios/pf,syn:Don Grusin/horns:tp:Jerry Hey,Gary Grant,Larry Hall/sax:Ernie Watts/tb:Charlie Loper

 所謂角松バンドの連中は居無いのだが、「角松の音」になっている気がする。今からしてみれば、カッティングの名手、大御所といった貫禄も出てきたPaul Jackson.jr,や、Gino Vannelliの"Brother to Brother"でステキなカッティングとソロをブチかましていたCarlos Rios、George Dukeバンドや、Harbieのアルバムでもゲスト参加している超グルーヴィードラマー、レオン"ンドゥグ"チャンクラーが入っていたり、SeawindHornの重鎮Jerry Heyにfl-hソロ演って貰ったりと角松敏生やりたい放題ですが、ここら辺は、自身の2ndアルバムで呼べなかった人達や、自分のアレンジをカマす事で、"WEEKEND FLY TO THE SUN"のリベンジ、とも言えるアルバム作りになっている・・・のだが、キーボードの人選だけ?で、本当はRay Chew辺りを連れてきたかったのでは・・・?とか疑ってみる。ただアルバムトータリティって事で言えば、Don Grusionのちょっとイナたいピアノタッチが合っていた、とも言えますネ。

 何はともあれ、この2枚は、「裏角松アルバム」とも呼べる、角松ファンは必携の2枚なのである(BiKiNiはお金があったら買ってみよう。オイラはもうちょっと後でいいや)。そして当時売れまくったこの2枚のアルバムの印税を使って角松青年は、1984年、N.Y.へ旅立つのである・・・。

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 あとカントリーのCD2枚と、80年代ソウルの復刻版買ったんだけど長くなったのでその話は次回ィィィィ。