先月、第88豊進丸がロシアに拿捕された件で、僕も存在を始めて知った「国際海洋法裁判所」への提訴の件ですが、外務省のホムペで、麻生大先生が語っている「具体的な成果」である「返還」のステップである判決が出たようだ。
東京新聞、時事、朝日、読売の記事を見てみると、うーん。やっぱ東京新聞さんの記事が一番丁寧です。
「日本側に保証金1000万ルーブルのロシア側への支払い、ロシア側に漁船の即時返還と船長を含めた乗組員17人全員の即時解放をそれぞれ命じる判決を言い渡した。」
ただ、具体的には、やはり200海里侵犯はあった、から支払いが発生してるわけで、ここで戦う気はないんでしょう麻生大先生という事で、外務省のホムペを見ても、まだ発言内容は出てなかったのだが、時事がインタビューしてくれている所は、中々イー感じ。
発言内容「日本の主張が認められたものと考えている、ロシアが判決を速やかに履行し、保証金が支払われれば豊進丸の船体および乗組員の釈放が実現するよう求める」からも手打ち感が伝わってくるので、この件はこれで収束するような気がします。
あとは、
1.誰が払うか
2.(ロシア側は)いつ解放するのか
の点ですね。事後処理をサクっと終わらせる事が、外務省の残務処理の一つなら、「後ろから平気で人をバッサリ斬れる、瀬島龍三仕込みの谷内外務事務次官」、まだまだ仕事は終わらないようですね。
影ながら応援しておりますです。ハイ。
で、どこが勝訴?