大体'70年後半~'80年代のアメリカのR&B、Fusionがクロスオーバーした様な楽曲が好きなんですが、当時はガキちょだったもんで、高中とか角松くらいしか聞いてませんで、そうこうしている内に、プロな演奏やヴォーカル、センスの光るアレンジものが'90年代に入ってから徐々に少なくなって、今なんて新人の新譜なんてSmooth JazzかCountryものしか買いませんよって事で、昨日Towerで、また今日はAmazonで頼んでいたCDが届いて嬉しいでつ。
<Bluegrass>
Sierra Hull : Secrets
<Country>
Kristy Lee Cook : Why Wait
<R&B,Free Soul>
BBQ BAND : Brooklyn Bronx & Queens Band
L.T.D : Love MAGIC
BAR-KAYS : Propositions
KLIQUE : It's Winning Time
Lovesmith : Lovesmith
R&B系で、上のBBQ BAND以外は、「サーファー・ソウル~アラウンド '80」復刻シリーズ、だそうです。ライナーに当時DJ(今でもか)だった人のコメントがついてますが、なんだよ「サーファー・ソウル」って。
ホントやめて欲しい。田舎くせぇ。と言いつつ、あの頃はよかった的なモンではなくて、聞いてると楽しくなってくる楽曲ばっかりなので、最近元気が出ないなー、とか思っている方々は如何でしょうか。オッサンオバサンはそれなりに元気になり、若者は、「おぉこうゆうのもアリかもね」なんてなりますよ実際。この手の復刻モノは数を出さない(関係者が手に入れてオワリ)のでお早めにドーゾ。
この中で「ウワおっ!!」っとなったBar-Kays、コレすごいな~。今聞くと中学生が打ち込みしたのかのかって位フニャフニャでファンキー。1,2曲目は飛ばしてもOKだけど、我慢して3曲目迄いけば、メローAORチューンになるので飛ばさない事をお勧めしますが・・・時代だなぁ・・・。
L.T.Dは「Love Tendeness and Devotion」の略だって。初めて知ったよ。所でこのシリーズ、誰がどんな楽器やってるかとか一切ライナーに書いてない。安いからイイじゃんとかじゃなく、そこら辺なんとかなんなかったんすかね。
Lovesmithは存在そのものも知らなかったんスけど、ライナーを読むと兄弟グループみたいですね。でも、小っちゃいアルバムジャケの参加ミュージシャン見ると、Lee Ritnourとか、Wali A Liの名前が(Zingalaってばもうこんな高値かよ・・・)。それなりにアレンジにも気を使っているいる様で生ホーン、生ストリングスでかなり甘めのボーカルでこちらも中々。Luthe Vandrossの80年代のアルバムのバックコーラスで時々見かける、"Michael L.Simith"って人と同一人物ッポイすね。
BBQについてはもう説明不要ってか。所謂、ChangeとかHigh FassionとかのJacques Fred Petrus、Mauro Malavasi、David RomaniなCHICモドキのおシャレサウンドが楽しめます。Amazonで買うと今1,100円だヨ!?一時期のバカ高値が嘘の様なのでお買い逃しの無いよう。
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次は、ブルーグラスもの1枚とカントリーもの1枚。ジャンル名は違えど、一卵性双生児の様なモンですネ。Sierra Hullちゃん(上の写真ネ)は17才の天才マンドリン奏者としてフルアルバムデビューしたって事で、運よくタワーレコードで視聴出来て、ポップで癒しなサウンドに可愛げなボーカルがのってます。これは出社時のヘビーローテーションになるな。
Kristy Lee Cookちゃん(下の写真ネ)は、米国のTV、「アメリカンアイドル」から出てきたそうです。こうゆうの聴くと、あぁやっぱり、R&B聞く奴とかって、米国じゃマイノリティなワケ?とか思っちゃうね。ジャケットいいヨネ。普通に馬に乗ってたりして。南部~、って感じです。日本で馬に乗ってる女のコがジャケットなんてちょっと考えられませんね。う~ん。力強いなぁ。
Anyway、何度もこのBlogには書いてるんだけど、今新譜を出しているカントリー系の女の子のアルバムは日本で言えば'80年代のガールズロックっぽくてすごく聞きやすいし、後ろでアコースティックギターのストロークがジャリジャリ演ってるのが好きな人は一度は聞いて欲しいッスね。今、日本や韓国で流行っている様な16BeatのニセR&Bよりよっぽどしっかり製作されてまっせ。演奏もスゲェ巧いしね。
という事で今日はここまで。