元NBAプレイヤー、という肩書きも勿論武器になるとは思うのだが、彼=Wayman Tisdaleのアルバム、Hang Timeの中の1曲、"Glory Glory"を聞いた時、アレッ?この人本当は、中々のソウルをお持ちなのかもしれませんよ。と思ったのだった。
彼のメイン楽器は「ベース」で、今時なピッコロベースでメロディを奏でたりとか、スラップしたりと小技も聞かせるテクニシャンな訳ですが、そのアルバムの中の1曲、"Glory Glory"で聞かせて貰ったボーカルがなんかですね、優しげでね、スピリチュアルでね、いーんですね。
で、つい2週間ほど前、Dave KozがBlue Noteに来てて、その"Kozバンド"のベースが、彼の予定だった訳ですが、来られなくなったんです。
なんと、彼は骨肉種で、右足膝から切断ってゆう手術をやったそうです。元NBAプレイヤー、今はその巨体と巨手を活かしたベースプレイヤー、そしてクリスチャン。
その彼のHPやYou Tubeで、手術成功したよ!ってゆうビデオが見れるのですが、これは見ると・・・心が「きゅん」ってなります・・・。僕はまがりなりにも五体満足で、その点は幸せなわけですが、彼の言葉は力強い。
It's Alright...It's OK...
ビデオで弾き語りしてる曲が入っているアルバムは、Presents 21 Daysです。うん。普通に、そして耳に残るすげーいい曲だ。
※ このアルバムは全曲歌入りです。他の曲もチャーミングかつ、God is blessing you. な曲が一杯です。インストはちょっと、という方にもそうでない方にもお勧めです。良いのか悪いのか、自分にはわかりませんが、確実に、彼は、時々見かける、「誰かを癒す仕事を与えられた人間のうちの一人」のようですね。