2008年9月21日日曜日

夏も終わりだが・・・

雨よく降るなぁ・・・今年の夏の東京の週末は雨ばっかりですネ。
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 Amazon観てたら、なんか杏里の80年代中盤のアルバム3枚が紙ジャケ&リマスタで再発されてるので、神保町に靴買いに行った帰りにCD屋で「店買い」してみようと思いたって、小雨の中、チャリで最寄駅までタラタラ。

 神保町で降りると、あっ、結構雨降ってんなぁ、歩くの嫌・・・、とか考えつつ靴屋に直行、靴屋は神保町の駅から1分程度。
 オイラは、靴に関してはここ10数年近くRockportのトレッキングシューズかClarksのカジュアルシューズっぽいのしか買ってない。Rockportイイよ~。これ履くともう他の靴メーカーのに乗り換える気がせん!
 今回もまたまたRockportでいいのがあったので即決め、ついでに今履いてる靴のインナーソールがボロボロなのでそれも交換して貰う。締めて一万五千円弱なり。良い買い物?まぁそう思えばそうなるネ。

 ほいで神保町から半蔵門線、東西線と乗り継いで高田馬場へ。で、CD屋に行こうとしたら・・・店舗改装の為お休み・・・。

 ンアっ!い、いヤっ!!!どうしてそんな事するの?!

 っと、なりつつ、気を持ち直してクラシック&JAZZ店に寄ると、店舗移転記念特別割引セールで、(ほぼ)20%引きになっている。そういえば最近輸入版しか買わないから、ここは一つ、日本人アーティストのアルバムでも買うか、と思ったんですが、なんかイマイチ。
 でも、日本人アーティストのアルバムって大体三千円位じゃないスか。今買うと二千四百円位じゃないスか。意地でも何か買おうと物色してると、候補発見。

 村上"PONTA"秀一の新しいアルバム、7-SEVEN-
 DIMENSION Sixth DimensionLive

 どっちがいいですか?と自問自答しつつ、村上秀一のは、先日BSフジで放送してたのをMP3化してあったので、故・青木智仁氏参加のDIMENSIONに決める。

 ちなみに村上のアルバムは、井上鑑アレンジの「ニッポンのフュージョン」アルバムです。2008年9月30日に、ビルボート東京でライブがあるそうです。また、アルバムと同録(画、か?)のDVDも発売されており、そっちをMP3化するのがオトクではないでしょうか?ボクはお腹イッパイです。

 んで、当初のもう一つの目的だった杏里のアルバム買ぇねぇ。ならタワーレコードへ、って事で、今度は山手線に乗って新宿へ移動。あぁ面倒くせぇ。で、着いて物色。あったので良かった。以前90年頃に再発されたCDには、誰が演奏してるか書いてませんでしたが、今回は、紙ジャケとあって、以前LPに入ってた写真付き歌詞カード付きだよ。

Timely!!(紙ジャケット仕様)
Coool(紙ジャケット仕様)

 BiKiNiは買わなかった。やっぱり2枚目のCDともなると、なんかオマケが欲しいんスけど。という事で、Timely!とCooolには、EPのB面(共に角松アレンジ)が漏れなく付いてきます。

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 Timely!のオマケ"Rember Summer Days"は、夏に失恋した女のコが秋の海を見ながら、冬には新しい恋を探すわ~、という素晴しい曲です。いきなり食い込みシンコペイション炸裂のメローミディアムファンク曲。こうゆうの作らせたら角松は当時(今でもかな)随一でした。角松が傾倒していたという'80初頭のN.Y.Funkの匂いをちょっと感じます。作詞作曲アレンジ角松!
 なんか久しぶりに聞くと新鮮。いきなりオマケの話をしてしまいましたが、このアルバムは、冒頭のドFusionと化して、故・青木智仁氏の若々しいスラップソロが聞ける"Cat's Eye"から、隠れ名曲!"Windy Summer"に繋がり、その後も捨て曲ナシの説明不要の超名盤。今年聞かなかった人は来年の夏迄おあづけです。あ、そうだ。このアルバムにはそう言えばメガヒット曲「悲しみがとまらない」が入ってまして、2003年の角松のライブに出演した杏里が歌ったんですが、この時のトランペットソロがオリジナルトランペッターの数原晋さん。で、アルバムと同じメロディでソロをとってましたヨ。感動したなぁ。

 ・・・あぁ、夏に聞きたかった。

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 Cooolのオマケ"SHARE -愛を二人で-は・・・これ初めて聞くし、オマケ曲なので演奏者の記録ナシなんですけど、Fl-hのソロ。これはアルバムでもホーンセクションで名を連ねているJerry Hey?っぽくもあり、でもなんとなくドラムが江口信夫氏っぽいしもしかしてこの曲だけ角松メンバなのかなぁ?誰か知っている人教えてください。まぁ、曲全体的にも、なんとなく、SEAWINDのメンバーが全員カリフォルニア生まれだったら?というカンジのAORメローチューンって所で。中々良いですがな!プレイヤーは、海外録音で豪華!以下参考。

/dr:Ed Green,Leon Ndugu Chancler/b:Nathan East/g:Paul Jackson.Jr,Carlos Rios/pf,syn:Don Grusin/horns:tp:Jerry Hey,Gary Grant,Larry Hall/sax:Ernie Watts/tb:Charlie Loper

 所謂角松バンドの連中は居無いのだが、「角松の音」になっている気がする。今からしてみれば、カッティングの名手、大御所といった貫禄も出てきたPaul Jackson.jr,や、Gino Vannelliの"Brother to Brother"でステキなカッティングとソロをブチかましていたCarlos Rios、George Dukeバンドや、Harbieのアルバムでもゲスト参加している超グルーヴィードラマー、レオン"ンドゥグ"チャンクラーが入っていたり、SeawindHornの重鎮Jerry Heyにfl-hソロ演って貰ったりと角松敏生やりたい放題ですが、ここら辺は、自身の2ndアルバムで呼べなかった人達や、自分のアレンジをカマす事で、"WEEKEND FLY TO THE SUN"のリベンジ、とも言えるアルバム作りになっている・・・のだが、キーボードの人選だけ?で、本当はRay Chew辺りを連れてきたかったのでは・・・?とか疑ってみる。ただアルバムトータリティって事で言えば、Don Grusionのちょっとイナたいピアノタッチが合っていた、とも言えますネ。

 何はともあれ、この2枚は、「裏角松アルバム」とも呼べる、角松ファンは必携の2枚なのである(BiKiNiはお金があったら買ってみよう。オイラはもうちょっと後でいいや)。そして当時売れまくったこの2枚のアルバムの印税を使って角松青年は、1984年、N.Y.へ旅立つのである・・・。

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 あとカントリーのCD2枚と、80年代ソウルの復刻版買ったんだけど長くなったのでその話は次回ィィィィ。