(微妙に)パワーアップ&静音化対策。
Squeezebox Duet絡みの、これ迄の投稿
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【メモリ換装(256MB --> 1G】ReadyNas Duoのメモリを換装しました(楽天で10/5現在、一番安くて送料無料なDDR SODIMM PC2700 1GB)。上海問屋さんという所から買ったのですが、めでたく認識してくれましたよ(メーカーは、"a-data"さんとか言う、台湾の会社さんでした。無問題)。写真は256MB時代(上)。そして1GB換装後(下)。
換装はいたって簡単で、
(1) 管理コンソールからシャットダウンして、電源を落とし、背面の電源ケーブル、LANケーブルを抜いてから、
(2) RedayNas Duoの正面、向かって左側のカバーが、後ろでネジ止め(2コ)されているので、それを外し、
(3) ノートPC風に刺さっているメモリの両端のフックを、軽く両側に引っ張って、元々入っているメモリを押し上げ、
(4) 古いメモリを引っ張って取り外し、
(5) 新しいのに差しなおしてから、
(6) 再度、メモリを固定する両端のフックを、またカチっとはまる様にして、
(7) この状態で、電源を入れて機器再起動(もし動かなかったら、メモリをはめ直す事になるので、フタをしめちゃうとまた開ける事になるんでね・・・)、
(8) Web管理画面で、認識済みのメモリ容量が出るので一応確認する(1GB = 1024MB)
(9) OKそうなら、再度シャットダウンして、外したフタをはめ直し、ネジ止めし、再起動。
で、問題は、Squeezebox Center(7.3.3での名称。7.4.xからはSqueezebox Server)の、PC上の動作改善と、特にコントローラ上の動作(表示)速度改善ですが・・・
相変わらず、ReadyNASの管理画面や、Squeezebox Centerはトロい感じもするが、なんとなく速くなった気もする(笑)。てゆうか、管理画面が、Javascript使いまくりなだけで、もっと素直なデザインにすれば、表示速度はもっと改善される気がします。管理画面なんてテキストオンリーでもイイじゃんね。
後は、コントローラの表示速度改善。「アーティスト>アルバム>曲」の選択時の速さとか。・・・音楽ファイルを一杯持っている人なら、メモリ換装を試してみてもいいような気がしますね。4,000円上下位の投資なんで、失敗してもまぁ良しとしてみるか位で丁度いいんじゃないでしょうか。速くなってると感じられたらラッキーでしょう。日本語の時は相変わらずカクカクした動きですが、これも多少改善された気がします。
ちなみに、取り外した256MBのメモリ、多分未来永劫出番は無いと思うので、ちょっと様子見てから捨てるしかないですね。
あと、ReadyNAS DUOは、結構addonプログラムも出てて、サポートとWebのBlogで、色々確認出来ます。
先ず、ソフト/ダウンロードかなんかにアクセスし、本体ファームのバージョン毎に用意されている、addonソフトの一覧なんかを確認します。
自分のファームは、4.1.6なので、ここら辺りにアクセスすると、例えば、本体にSSHでアクセスするプログラムなんかがダウンロード出来ます。ダウンロードしたら、本体の管理Webにアクセスして、アップロードするとOKみたいです。
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【静音化対策:ファン換装】
所で、PCなんかの静音化対策で取れうる手段としてもっとも手っ取り早いのが、
(a) HDDのシーク音なんかを下げる(3.5inch ---> 2.5inch)
(b) 回転数の少ないファンにする。
という、2つの対策です。
(a)は、要は、元々HDDの回転音なんかの静音化対策が取られているノート用のHDDにすれば、静音化できるんじゃないの?
(b)は、ファンの回転数が少なければ、ファンの回転音が減って静音化できるんじゃないの?と言う、至って単純な対策です。今回は、費用の都合上(笑)、(b)をやります。ファン換装は超簡単です。
【手順】
(1/8) 手ごろなファンを探す。
条件1:60mmファン
条件2:静かそうなファン(ファンについては、やはり静音性を売りにしているものが多いので、「このファンはNNdb(デシベル)ですよ」と、書いてあったりする事が多い)
(2/8) 今回は、先駆者の実績もある、静音対策用ファンに換装してみます。
導入するのは、山陽電気さんのOultechというブランドのもので、"製品紹介ホームページでも「超静音」と、謳われている、F6-SSというモデルです。楽天で安いお店では、お値段2千円位('09/10現在)で買えます。
いや、だからつまり、高いHDD買うより、安上がりに効果が期待出来そう、って安直な理由ですね。
(3/8) ReadyNAS DUOに、addonソフト"EnableFanMinRPMOverride"をインストールする。
これは、元々ついているファン用に設定されている回転数の数値を変えるaddonで、回転数の低いファンに換装した場合必要になってきます。ReadyNASのモデル、ファームのバージョン毎に導入可否があるかもしれないので注意が必要です。
自分のファームは、4.1.6なので、ここら辺りにアクセスし、addonソフト"EnableFanMinRPMOverride"をダウンロードし、ReadyNASにインストールしておきます。また、「なお、このAdd-onを使用してファンの最低回転数を変更した製品の保証は無効になります。」とも書かれていますが、心の中で「あぁわかったヨ・・・」と呟いておきます。が、ファンの選択時、oultechさんの"F6-S"であれば、回転数2,600RPMなので(騒音レベルが20dbで、比較+10db上がりますが)、変更の必要はないかもしれません。自分は、少しでも騒音を抑えたいのでF6-SSにしてます。
インストールした後、製品を再起動すると、説明にもある様に、
[右側のメニュー] > [システム] > [電源]と辿ると、[EnableFanMinRPMOverride]が新たに追加されています。初期値は"1,600"RPM。買ったファンは、"1,000RPM"なので、値を変更します。値を変更した時の注意点が書いてあるので、「ウッ?あたし大丈夫?」と思う人は、やめておけばいいんじゃないでしょうか。
(4/8) ReadyNAS Duoをシャットダウン
ファンの換装を行うので、ReadyNAS Duoをシャットダウン後、電源、LANケーブルを抜いておきます。
(5/8) フタあけ&ファン取り外し。
メモリの時は、RedayNas Duoの正面、向かって左側のカバーを開けましたが、今回は、右側のカバーを外します。外した後、製品背面に、ファンを固定するネジが4つついているので、それも外します。ちょっとネジが硬いかもしれないので、ネジを再利用しようとしている場合は、注意が必要です(F6-SSには、新しいネジがついてきます)。
本来であれば、この時点で、元々ついていたファンの型名とかがわかります。多分、仕様変更とか、製品作成時期によっても違うと思うのですが、自分の買ったReadyNAS Duoに設置されてたのは、"CROWN AGE06025B12U"というファンでした(が、そんなの無い?)。無視して続けます。
(6/8) F6-SS取り付け
内部電源を差し込み換えるだけです。
後は、付属のネジで、製品背面からネジ留めし(ファンは回転するので、揺れによる緩みや、振動によるガタつきがあるとマズいので、ネジ留めはキチっとします)、製品フタを戻しネジ留め、電源ケーブルとLANケーブルを繋ぎ、起動ボタンを押します。
(7/8) ReadyNAS DUOの「状態」メニューで、どん位で回っているか確認出来ます。画像は、丁度"1,000RPM"。「再調整」ボタンがあるので押しておきました。
(8/8) 後は1~2週間様子見です。で、肝心の音は?というと、そりゃ、バッチリですよ。ファンはほぼ無音。
て、事で、HDDのシーク音が気になりだしたなぁ・・・(笑)
おわり。