2008年2月23日土曜日

TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA

大好きなミュージシャンのタイトルを3つ入手。

DVD:角松敏生「TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA
CD:Stuff「ライヴ・アット・モントルー1976
CD:Doobie Brothers「What Were Once Vices Are Now Habits

午前中、amazonから届いて至福の時を過ごすのであった・・・。

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 角松のライブに関しては、DVDの他にBluerayも出てるみたいですが環境ないのでDVDで我慢。とは言え、あまりのアンサンブルに、「これがホールライブ?あぁ現代の編集技術ってスゴいねぇぇ」と、映像が無ければ言ってしまう程。

 しかしスタジオレコーディングアルバムには無い、ミュージシャン同士の一体感はすごかった・・・。録画でコレなので、実際のライブを体験出来たのは本当にラッキーと言うか巡り合わせというか何というか・・・。

 とにかく、角松ファンでなくても、Popsファンなら一度は見て欲しいですねぇぇぇ。Steve Gaddが居るので、畑的には、Fusionファン、AORファンなら直球、ド真ん中って所でしょう。

 スタジオ盤アルバム「Prayer」からの楽曲を中心に、「存在の証明」から「愛と修羅」、「On The City Shore」から定番の「Take You To The Sky High」も演奏、&Steve Gaddで!

 ちなみにこの「愛と修羅」だが、このドラムパターン、どっかで・・・とずっと気になってたんですが、先日偶然iPodのシャッフル機能で聞いてたら判明。Neil Larsenのアルバム「High Gear」の「This Time Tomorrow」だった。定番的なこのリズムも、時代と演者が変わればわかんなくなるもんだなー、と何故か関心している。この曲もそう言えばSteve Gaddだったしね・・・「たっつん・たかつん・たかたかたっ・つーん」ってゆうシンバルのパターンが、Steve Gaddが演るとメロディ(?)に聞こえるのが不思議であるのサ。

 いやでもねぇ。このライブに来れなかった角ファンはホントに残念でしたねン。このライブ、ファンクラブ募集で2日間(木、金)、一般発売で土曜日ってゆうスケジュールだったんですが、土曜日の件は、ちょっと後まで伏せられてたんですね。勿論、こちとらサラリーマンなんで、金曜日にそのまま予約して振込、土曜日の発表があった時は、「あちゃっ!やられたぁぁあ」と思ったんですが、Steve Gadd込みの千秋楽、行かないわけにはいかねぇ~べ。つって、ローソンに走りましたよ。
 で金曜日のライブの後、会場内をウロウロしていると、明日(土曜日)の公演のチケット販売してるんですよ!マジかよっ!って叫びたくなりましたが、このライブDVDを見た人はわかると思うんですが、本当に行っておいてよかったと、DVDを見ながら思いました。
 いや、自分としては土曜日のチケット買ってなかったとしても、会場で買えるなら買ってましたね。と、いうのも、Steve Gadd氏、金曜日の「浜辺の歌」の最後のキメ、失敗してたのね。リハ1に日で20数曲モノにしなきゃいけない訳で、それであそこ迄叩ける訳だがら、ご愛嬌、ってものあるんでしょうが、まだ公演は残ってる。修正してこない筈は無い!という事もあって、この「浜辺の歌」見たさに、2度目の公演を見に行った訳ですが・・・

 「別人」

 昨日(金曜日)ドラム叩いてた人ですか?いやいやいや~。って位、最初の曲から音がまっっっっったく違う!
 他のプレイヤーも千秋楽って事で気合の入りが違ったんだろうけど、金曜日(その前の木曜日)のライブ、ありゃリハーサルか?(それでもとんでもないクオリティには違い無いんだけど)って位、全くの別モノ。「浜辺の歌」のキメを見に来た、なんて理由は、1曲目でフっとんでしまっていましたヨ。途中、クリスマスシーズンてのもあって、誰かが(DVDで小林信吾氏と判明)ジングルベルをやりだして、そこのSteve氏やバンドメンバーが加わって・・・みたいな、今迄の角松だったら絶対(イジ悪で)落としそうな場面迄入ってたり。

 もうてんこ盛りでございます。

 お客さんの歓声や手拍子、拍手等のコール&レスポンスが入ってるのが聞こえると思うのですが、会場にいた人は、そのレスポンスのでかさを競いあってたんじゃないの?って位、自然に拍手したくなる素晴しいものだったのが、本当に昨日の様に思いだせます。そしてクリス・パーカーぶりに影でSteve Gaddを支えた、ドラマー、江口信夫氏に最大の賛辞を贈りましょう(パチパチパチ~)。バンドのラスト曲、2度目の「Prayer」が終わっての角松のメンバー紹介時のお客さんの「Yeah~~~!」は気持ち良かったぞぉ。

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 そんなこんなで見所聞所満載なこのライブ。是非通勤のお供にしたい!と当然思う訳ですが、どうしましょう?
 始め、"DVD Decrypter"でWAVでも取り出すかぁとか思ってたんですが、巧くいかない。ただ、なーんか、DVDで取り出したWAVって音圧が高すぎて好きになれないので、SONYの、MZ-RH1で、昔ながらに、DVD Recorder->2ch AMP->HiMDのアナログ、音圧マニュアルPCM録音する事にしました。
 今聞いてますが、なんかマイルドな感じで(情報劣化とか言うな!)僕はこっちの方が好きかもしれません。

※そして、DVDの最後、スタッフコールに使われている「Prayer」のカラオケ(歌、コーラス無し)バージョンが中々良い。最後迄てんこ盛りでした。

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 また、もう一つ届いたStuffのライブですが、こちらも勿論Steve Gadd氏がドラム(クリス・パーカー無し)で、今迄の音源の中で一番古い公式ライブ、というか、Stuff結成時の貴重なライブが今頃出たってシロモノ。こちらのGadd氏は当時30台前半?若々しくも、「あぁGoddやなぁ」というプレイ満載で面白く、相方には、Ricgard Tee、Eric Gale等名手が。
 EW&Fの「暗黒への挑戦(That's the Way of the World)」は、Richard Teeのソロアルバム「Real Time」で聞いた事ありますが、そうか、Stuffが初出だったんスねぇ。とか感慨深い。
 Doobieは、実はこのアルバム、昔から聞こう聞こうと思っていて聞けてなかったアルバムなんですが、中々良い。有名は曲は入ってないんですが(Black Watertって言ったって知らんよ)、全体的には、R&RというよりWest Coast、West CoastとAORの中間点の様な音作り。これは聞き込むと気に入るかもしれない。

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 さてさて週末明けは神奈川の奥地迄出張だぁぁぁ。面倒くせー。