2007年12月16日日曜日

カドマツ立てて・・・

 2007/12/14(fri)、カドマツさんのライブに行く。昨年でたアルバム「Prayer」のリベンジ(何の?・・・ふへへ)ライブである。1階席の奥の真ん中よりちょい左寄りだったんですが、ステージが見渡せて中々いい感じ。

 ・・・と思っていたら・・・、左隣に蕪と牛蒡の化け物が座る。右の方は一人でいらっしゃっていた様ですが、終始楽しそうだったんで良かった良かった。

 で、蕪と牛蒡ですが、5分前に着席したと思ったら、終始喋り倒し!よっぽど「頼むから歌ってる時位は黙ってろ!」と言ってやろうと思いましたが、前も後ろもそんなのばっかり。紙飛行機織るは、グダグダうるせーわ、最悪だった・・・。と愚痴を言っても始まらないか・・・。でも最低だったのが、曲の途中で泣き出す始末だったのは、まぁいいかってなモンだったのだが、アンコールでは一切手拍子ナシ。ヘラヘラグダグダ。

 あぁ折角の、1年に1回行けるかどうかのライブがぁぁぁ・・・

 とは言え、パフォーマンスは最高でした。やはり2年越しのライブで演り慣れた感があって素晴らしいタイミング、演奏、歌。
 昨年、Steve Gadd氏が来た時、縁あって2公演見たんですが、その時の張り詰めた空気感もいいっちゃいいんですけど、今回は、流れる川の如きスムーズな流れで、見ているこっちも、演る事はわかってるんだけど、楽しい。なんか歌舞伎とか落語を見てる感じに近い(オチはわかってるんだけど、舞台には一期一会のパフォーマンスがある)、そんな幸せな一時でしたよ。(蕪と牛蒡の件を差し引いたとしてもだ)

 アンコールを含め3時間を越すライブ。楽しかったナ。翌土曜日は、今月出たアルバム(既発曲リアレンジ+新曲1曲のバラッド集、所謂、企画盤)のライブだったのだが、ファンクラブ予約で今回は取らなかった。何故かと言うと、バラッド集との事で、おばさん達の集いに拍車がかかると思う等、気が進まなかったからである。色々Webでどうだったか調べると、行かなくて正解だった様だ。
 最近角松氏の商魂は逞しいので、DVDと迄はいかなくてもライブCD位は出してくれるかもしれない。それを待とぉーっと。

 所で、何回も聞いている「浜辺の歌」だが、今回、ちょっとアレンジ変えたのかな。前奏がいつもより長めだった様な・・・?あと"If You..."。今回は'80年代初頭のフリーソウルっぽいアレンジで。キーボードの森さんの趣味なんでしょうが、同じ様な音楽を聴いて育ってきた人達が観客に居るので存分に面白がれてる事でしょう。最後のキメは達郎氏の「ついておいで」かと思ったぜぃ・・・。rhodesがオサレ、女性backing vocalの、"ちゅっちゅっちゅうぅいぇっ,Do You Wanna Dance Tonight~"とか、'80角松の代名詞"Do It,Do It..."も美しかったよん。

 しかし、やはり特筆すべきは今剛。恐るべし。うますぐる・・・。もう「月のように星のように」のソロは、彼のしか聞けねぇべ・・・。

 それとあとあと、故・浅野祥之氏のバンドが原曲の、「サンタが泣いた日」のac-pのみでとか、他にも見所一杯の素晴らしかライブでしたとさ・・・。

■2007/12/14(fri) Player's Prayer Return's in 中野サンプラザ Set List
01:UGAM
02:Movin'
03:恋の落とし穴
04:You Made It 
05:Still know nothing at all
06:アイシテル
07:かなし花
08:Always Be With You
09:Smile
10:Trippod Interlude(Trippod)
11:IZUMO(Trippod)
12:If You(T's Gang)
13:八月踊りの島(T's Land)
14:サンタが泣いた日(piano duo)
15:SOBAE
16:Liqure!!
17:痴漢電車
18:My Sugar
19:Mannequin
20:浜辺の歌
21:Take You To The Skay High
22:Prayer
23:月のように星のように
24:黙想

※"Smile"のイントロ、「目を閉じてェ~」って始まると、どうしても「何も見えずゥ~」って思ってしまうのは俺だけだろうか・・・