George Benson Live At Montreux 1986[DVD]
NHKで、先週の土曜日に流してたので録画。実は!1970、80年代のミュージシャン、バンドの映像を結構数多く流しているので、毎週チェックしてます。この番組、日本人のミュージシャンで、流す映像に所縁のある人が始めと終わりにちょっとだけ演奏&おしゃべりする、というオマケがついてきます。
今回は、Jazz ピアニストの山中千尋さん。競演経験もあり、また、学生時代はファンだったとの事。この人のCDは、アビスと、ラッハ・ドッホ・マール2枚聞いてます。ん~、リリカル。特に"アビス"の1曲目は、Airto Moreiaのアルバム、"Free"にも入っている、"Lucky Southern"で、pf:Keith Jarrett、fl:Joe Farrell、b:Ron Carter、g:George Benson(!)版がかなりお気に入りだったのでオォ!と思って聞きましたね。この曲のK.Jarrettは、そりゃあもう「らしからぬ軽やかさ」でなんだか可愛げですね。
閑話休題、G.Bのおっさんの方は、全15曲で、"Omar’s Tune"、"Moody’s Mood"、"Take Five"なんかが、放送では抜かれている様です。セットリスト見たけりゃ製品版買えって事で。まぁそれはいい。でも1時間半近くやってたのでビール片手に見ましたよ。楽しい、というかなんか可愛いというか笑っちゃうって言うか。
1986年、Benson歌モノ時代最後とあって、"In Your Eyes"、"20/20"なんかから多く選曲されてましたね。ちなみにバンドは以下な感じ。
/dr:Bubba Bryant/b:Stanley Banks/keys:David Garfield,Barnaby Finch/g:Micael O'Neil/per,vo:Vicki Randle/horns,tp:Ralph Rickert/sax:Brandon Feilds,Steve Tavaglione
Benson先生はギターを持たず、歌に専念している曲も多くて、Jazz Guiatristとしての映像、音を求めるとちょっとアリャリャって事になります。
面白かったのは、バラードから始まりイキナリテンポの早くなる"Love Ballad"、そして最後の10分近い"On Broadway"。また、AOR時代に出したベスト版から、Jay Graydon丸出しな、"Never Give Up On A Good Thing"、"Turn Your Love Around"とかでしょうか。この2曲聴いたのは本気で20年ぶり位じゃなかろうか。
いや、なんか"On Broadway"って曲は、ジョーズの人(笑)が主演した"All That Jazz"の、エロいダンスがどうしてもアタマをよぎっちゃうんだよね。
とか考えつつ、手は別の事を・・・。新しく手に入れた、S&Wの、M945のKSCさんのカスタム、クーロン(九龍)クンです。
KSCのマニュアルに、S&Wのパフォーマンスセンター製のM945 Compactのカスタムだって書いてあったけど、Compact自体、今('09/8/9現在)見ると置いてないが。Web通販してないだけかな?いや、そんな事はどうでもよく、このちょっとくすんだゴールドのスライドに、安っぽい銀龍のレフーフという胡散臭さを、どうしても手にしてみたくなってしまったのですな。ん~・・・見た目下品過ぎて気に入りました。
さて、肝心の動作ですが・・・、
・ シングルアクションのみ(撃鉄が起きている状態じゃないと発射出来ない=ダブルアクション不可)、
・ デコック機能無し、
・ 親指で跳ね上げるタイプのセーフティに加え、グリップ後部のセーフティスイッチ(グリップをしっかり握ると解除状態になる)という2重安全構造、
というコトで、「すぐ撃つ」という要求にはあまり対処出来ないと考えられます。
・ オマケに今時のガスガンにしてBb弾装弾数も11発マガジン+1発)。
また、Glockの「弾を如何にスムーズに射出するか、という動作の回答である」という事を念頭に置いた人間の”アクション”を想定した構造とはかけ離れている、と感じられる所も潔い。
S&W、というと、僕の世代位迄は完全にダーティ・ハリーなリボルバーのイメージが強いのですが、これはGJなカスタムだと思います。
また、これと対極に居るのが、やはり、Glock、なのですが、KSC製のキワモノが中々面白い。前述のS&W M945 Compact同様、KSCさんのオリジナルで、Glock 23Fです。Amazon的にはコチラ。Glockは元々、親指近くのセーフティなんてシロモノはついてませんが、左の写真を見て貰えばわかる様に、それっぽいのついてます。
これは勿論セーフティなんかではなく、セミオート、フルオートの切り替えスイッチになっており、フル位置にすると、BB弾が、「ザーーーーッ」って感じで打ち尽くせます。ちょっとしたマシンガンみたいな機構です。G23は、.40S&W弾用のアメリカ仕様ですが、実銃は元よりエアガンでも、使用例が浮かびません。フルオートにして的当てしたら、数秒で、BB弾が巻き散って終了しました。これは単純に面白いのでオススメなエアガンですね。
このフル、セミ切り替えが出来る、Glock18は実在しているらしいですが、一体どんな時に使うのか聞いてみたいモノです。
エアガンとして一つだけ難があるとすれば、マガジン後ろのいつもついてるガス注入穴が無い・・・ってか、KSCさん、これだけガス喰うおもちゃのマガジンバンパーに、穴つけないとか無しでしょう!頼みますよ。
実際は、マガジンバンパーを取ればいいだけだが面倒臭いので、電動ドライバーに、オプション(別売ね!)のドリルで穴開けました。穴の位置は・・・ちょっとズレたがまぁ良しとしよう!