2009年7月27日月曜日

SIG SAUER P226 / H&K USP COMPACT / GLOCK 17

<--- コレ?

 写真は東京マルイ製の、"SIG SAUER P226 Rail レイル"。おもちゃです。実銃ではありません(念の為)。最近のガスガンは、自分の子供の頃と違ってブローバックするんで面白いっすね。
 最近、昨年買ったXBOX360で、コール オブ デューティ4やったり(作品には出てこないが)、元実SASの、クリス・ライアンの一連の小説とか読んでると、なんとなく、自分でも握ってみたくなって買ってしまった。
 で、写真にもある様に、オプションのライト迄買ってしまった・・・。結構重いね。買ったのは、P226モデルで、SEALS仕様らしいけど。
 英語表記だと、SIG SAUER、読み方は、「シグ ザウエル」とか、「シグ ザウアー」とかで、統一されてない気がする。SIG社は元々スイスの多国籍企業だったらしいが、今は、アメリカの会社になってる様です。
 船戸与一の筆者が好きな小説、「山猫の夏 (講談社文庫)」や、最近出た「河畔に標なく」でも、出てきますが、こちらは、装弾数が9mmパラ9発のP220の初期型。
 ビールのアルミ缶をぱしぱし撃って遊んでたら穴が開いた・・・。でも、「デコッキング機能」って文字で書かれてもわかんなかった装置がわかるようになってちょっと嬉しい。

もひとつ。右写真は、ちょっとコンパクトなのもいいかなって事で、実銃はH&K社製の"USP COMPACT SYSTEM 7"とかね。
前述のCOD4でも(違うモデルですが)出てきた、また、"24"のジャック・バウアー氏もご愛用のUSPもありかもしれません。
 これもガスブローバックトイガンで、KSC社製です。集弾性がイマイチか。でも形や握り心地がいいかもしれない。全長が短いせいもあるかもしれませんが、取り回しがかなりし易い様にも感じます。欲を言えば、「重さ」というか「重心」がグリップを中心に銃口迄、急激に軽くなっていく感じもしてて、ターゲットをポイントした時の、サイトがブレ込むような錯覚がありました(が、これは慣れかもしれません)。買ってイジって「イイじゃん」と思ったのは、セイフティスイッチの上下の機能で、上にあげればセイフ状態、下にさげればデコック実施、というもので、SIG P226みたいに、セイフティなんて作戦実行終了迄入れない!という思想では無いように感じる所。逆にアラっと思ったのが、東京マルイのSIG P226では、マガジンが空になると、空撃ちしてもガスが抜けない構造だったのに、コレはブローバックします。んー、イマイチ。

 所で、コレを買う前は、写真にレイルシステムらしき溝があって、他社製オプションも使えるかなーと思ってたんですが、微妙に横幅が広くて、当たり前かもしれませんが、上のSIGにも取り付けてみたマルイ製のプロライトとか、レーザーポインタなんかは素の状態ではセット出来ませんでした(と言いつつ、これだけ銃身を詰めているガンに、先っちょオプションなんて必要ないかもしれません。
 小型のもので何かお探し、という方で、撃ってナンボのガスガンとしての出来を求める場合は、東京マルイ社製のグロック26(通称"Baby" G(lock)・・・マジで)に、一歩というか何歩か譲ると感じるかもしれませんので、検討してどちらか片方を選ぶか、いっそ両刀使いでもいいかもしれません。実ガンの方では、26とほぼ同サイズの、通称"Pocket rocket"のG33(.357マグナム弾仕様)もあるらしいけど、何を撃つって言うんだろう。クマとかトラとかゾウとかカバとかセイウチとか?不思議すぎる。

 ただ、グロックに関して言えば、やっぱり17な気がするッス。
 マルイ製ガスブローバックガンのグロック17ハートフォードの(ビームフォードe+オプションのワンタッチスイッチ)。
 アメリカで一番売れてる銃だって、ボインなお姉ちゃんも言ってるし(すげー)。オーストリアのグロック社製。ちなみにマルイのGLOCK17には、レーザーポインタ(ハートフォード ビームフォードe)は付いてませんが、本体元付きのフロント・リアサイトのオプションで蛍光フロント・リアサイト(ナイトサイト)がオマケで付いてたので付け替えしています。ただねぇ、レーザーポインタなんて、会社や客先でデモする以外に使い途無いと思ってたんだが、やはり本来の使い途と言えば、コレなんだろうなぁ(お、間違ってる?)。ちなみに、このレーサーポインタを、USPに付け様としたたらダメでした。オプションのリングで何とかなるのかなー。

 グロック17に関しては、コイツの男らしい所と言えばは、セーフティレバー(またはボタン)が、ほぼ無いも同然なデザインになっている所です。

 このガンは、トリガーセイフティと言って、トリガーが2重構造になっていて、トリガーに指をかけると自然にセイフティがキャンセルされる仕組みです。つまり、指をかけた=弾が出る、という動きしか出来ません(東京マルイ製のものには、正確にはもう一つ、片手で操作出来ない位置にセイフティスイッチがあるのですが、ガンを撃つ、という動作内にほぼ組み込めない仕組みです。実際これを使う時は、ガンを何処かにしまっておく時だけでしょう)。

 また、デコック(ハンマーを下げる)機能も付いてません。つまり、このガンは、一度「撃つ」と決めたら、マガジンが空になる迄、とりあえず撃つ動作に集中出来る動作フローになっています。以下、Youtubeでアメリカンガールが、「アメリカで一番売れているガンなのよん」と言っていたのが、何となくお国柄というか、非常によくわかる気がします。日本人好みなのは、そうゆう意味でいくと、USPになるのかもしれません。自分もデザインはUSPが好きですね。
 但し、エアガンとして、「撃つ」動作に重きを置く場合は、3つの中で選ぶのは、軽さ、サイティングのし易さ、撃つ迄の動作フロー、装弾数、全てに置いて上記2機種を上回る出来のグロック17で決まりです(ちなみに右の写真でわざと親指を上げてるのは、グリップに「親指置き場」が作られているのを見せたかったから。非常に握りやすいグリップになってます)。一言で言うと、素晴らしく下品で獰猛なガンだと思います。

 しかし実際に握って、セイフティ等各種スイッチ類を動かし、BB弾を装填し、初弾をチャンバーに送り込んで撃ってみると、SIGは強襲部隊に好かれ(SAS、SEALS)、USPは警察及び法執行機関とかに好かれ、GLOCKはアメリカ人に好かれる、という構図は、何だかちょっと納得できる気がします。